■“クローズドβ”ってなぁに?

各動画には説明文のほか、タグと呼ばれる動画の内容を指し示す検索用キーワードを10個まで登録することができる。タグの導入により似たような動画を容易に探せるような仕組みになっている。タグは2008年5月より導入された「ニコニコ大百科」と連動しており、そのタグに関する解説や経緯、そのタグをつけられた代表的な動画などを知ることができる。 ニコニコ動画では動画投稿者だけではなく閲覧者も自由にタグを登録することができる。本来は検索機能として用いられるタグだが、このことを利用して、動画の内容に絡めたネタ的なタグ付けやニコニコ特有のタグ付け(「才能の無駄遣い」や「孔明の罠」などが代表例)をするなど、タグを動画投稿者と閲覧者、ないし閲覧者相互間のコミュニケーションツールとして用いる事も常態化しており、ニコニコ動画の特徴の一つとなっている。これはタグ付けが検索の妨げとなってしまうメタ・ノイズが発生することにつながるが、一方では同じネタ(例えば「アイドルマスター」「歌ってみた」などの人気ジャンルの下にある様々なサブジャンル)を扱った動画や同じ投稿者による動画を探すなどより深い検索のニーズに応えている側面もある。自分が見て欲しいと思った動画に対して広く閲覧を勧めるタグ(「名曲リンク」「再生数xxxx以下限定名作リンク」「もっと評価されるべき」など)をつけるなど、タグを通した作者・閲覧者への支援も行われる。しかしながら、タグを用いた他者の誹謗中傷などの荒らしも存在する。特に注目を集める動画やランキング上位の動画においては、閲覧者らが自分のふさわしいと信じるタグ付けとタグ削除を相互に争うように行う「タグ戦争」と呼ばれる現象も発生する。この「タグ戦争」中、まれに殺人予告などがタグに書き込まれる場合がある。しかしタグを編集してもIDが残らず、また短期間の内に別のタグに書き換えられる為に対策が難しい。荒らし回避のため、あるいは著作権上問題のある(もしくは規約に抵触するおそれのある)動画が削除されるのを防ぐため、意図的にタグを付けない事もある。 また、動画投稿者は、自身の投稿した動画のタグに最大5個までロック機能をつけて固定し、閲覧者によるタグ削除(削除荒らしなど)を防ぐことが出来る。他言語版のサイトが出来た当初は海外タグの閲覧も可能だったが、現在日本語版からの閲覧は出来ない仕様になっている(そのほかの言語間では可能)。他言語版のタグはその言語のサイトにアクセスしない限り編集出来ない。 検索機能では、動画につけられているタイトル、説明文、タグを元に、動画の検索ができる。検索結果は投稿日時及び再生回数のそれぞれで昇順、降順にソートすることが可能である。また、きまぐれ検索というニコニコ動画に登録されている動画を任意にM&A して検索することも出来るようになっている。(ニコニコ動画(秋)より廃止)なお、ニコニコ動画は、海外の動画共有サイトとは異なり日本国内のサイトであるため、投稿される動画のタイトルやタグもほぼすべてが日本語であり、検索が容易である。 メンテナンス 毎日AM5:00〜AM6:00ごろは定期メンテナンスがある。この時間内はサイト内のコンテンツに繋がり辛くなる。その他にも、不定期で緊急メンテナンスが実施されることがあるが、その場合は事前に告知されることが多い。 ニコニコ動画を快適に利用できる有料サービス。2007年6月18日のRCサービスと同時に提供を開始した。プレミアム会員は、以下の特典がある。 プレミアム会員は一般会員の使用できる帯域より大きい帯域幅をサーバーより割り当てられるため、サイトが混雑しても動画を快適に視聴できる。 プレミアム会員はID番号に関係なく24時間視聴することができる。 一般会員は混雑時には動画の画質を落として再生される(エコノミー)のに対して、プレミアム会員は元の画質のまま再生される。 動画のアップロード容量、マイリスト、マイメモリーの拡大やプレミアム会員専用コメントカラーの追加などの特典がある。 後述のニコニコ動画モバイルでは、混雑時に動画を視聴する際にプレミアム会員が優先されるという特典もある。 アップロードできる動画のビットレート制限が800kbpsに上がる(一般会員は600kbpsまで)。 ニコニコ市場(いちば)は、ニコニコ動画独自のサイト内広告であり、2007年7月12日より開始された。住宅ローン やYahoo! ショッピングの商品、およびドワンゴの携帯電話向けコンテンツを動画の下のスペースに表示するだけのものであるが、最大の特長は、動画閲覧者が、動画に関連する商品を自由に市場に登録できることである。また、「商品をクリックした人の人数」「ニコニコ市場から商品を購入した人の人数」が表示されており、「この動画を見た人がこの商品を購入した」ということが分かるのも特長である。 単純に関連のある商品のみならず、ウケ狙いで商品が登録される(例:歌詞の空耳「ごまえー」→胡麻和えの素)こともあり、しばしばコメント欄に、市場に登録されている商品や、実際に買った人への反応が投稿されることもある。さらに、商品から関連する動画を検索することも可能である。これにより、「広告の存在感」を大幅に向上させることに成功している。もともと2ちゃんねるのまとめブログなどで行われていた、広告を記事のオチとしてネタにする、「アマゾン芸」と呼ばれる文化をうまく発展させ取り込んだシステムと言える。 市場には、消費者金融 やYahoo! ショッピングの商品を最大10個まで[8]、ドワンゴのコンテンツを最大3個まで登録できる。そのうち5個までは商品のサムネイルが表示される。当初はAmazon.co.jpの商品のみサポートしており、さらにCFD 側への負荷を軽減するため、プレミアム会員のみのサービスであったが、2007年7月14日より誰でも商品を登録することができるようになり、後日にはドワンゴの携帯コンテンツの対応を開始、2008年5月9日からはYahoo! ショッピングへの対応を開始している。 投稿した動画が削除された場合 ニコニコ動画では、何らかの理由で投稿された動画が削除(規約違反や、投稿者自身による削除など)された場合、単なる文字によるメッセージではなく、専用に用意された動画で、視聴できないことを伝えるようになっている。(夏)からは権利者によって動画が削除された際にその旨を表すメッセージが表示されるようになった。 この場合、リンク切れしたサムネイルには黒地に白の文字で「視聴できません」と表示される。それを再生しようとすると「本日はニコニコ動画に御アクセスいただき、ありがとうございます。この動画は、○○(理由)により、ご覧になることができません。またの御アクセス、お待ちしております。」という内容のアナウンスともに、映画のエンドロールのように下から上に向かってメッセージが流れる。 このときのBGMは、原則としてスタッフの“fooさん”によるリコーダー演奏である(このため、その専用動画は「笛」と呼ばれることもある)。さらに、“fooさん”の演奏の長さによっては、「引き続き、fooさんのご演奏をお楽しみください。」とアナウンスされ、最後まで演奏が流されることがある。 動画の内容は、時期によって入れ替わる。以下に詳細を示す。 βまでのメッセージの出だしは「本日はニコニコ動画に〜」であったが、γ以降はその前置きとして、「春です。」「鬱です。」「まっ盛りです。」「クリスマスです。」など、時期によって異なる出だしが付加されている。 BGMには、『蛍の光』 (Auld Lang Syne)、『大きな古時計』 (My Grandfather's Clock)、『ずいずいずっころばし』、『夕やけこやけ』、『さくらさくら』などの曲が時期替わりで用いられている。 βからγにかけて、スパイクのゲームソフト『喧嘩番長2 フルスロットル』の映像にオリジナルの台詞(ゲーム中のキャラクターが、他のキャラクターになぜ動画が見られないかを尋ねていき、動画が削除されたかメンテナンス中であることを知り「な、なんだってー!」(漫画MMRのセリフ。ネット上で流行した)と驚く内容)を付加して構成したものが流されていた時期がある。音声部分は通常のものとは変わらず、“fooさん”演奏の『夕やけこやけ』をBGMに、通常と同じのアナウンスが入ったものである。なお、スパイクは、ニワンゴと同じくドワンゴ傘下の企業であり、この時期は『喧嘩番長2』の発売日前後であった。その関連で、サイト内の広告も同作のものが表示されていた。 RC初期では、「春です。」から始まるナレーションが流れ、BGMは“fooさん”が小学生以来に挑戦したというハーモニカによる演奏であったが、しばらくしてからはナレーションが変更され、BGMはリコーダー演奏による『茶摘み』が用いられた。「夏」を連想させるものであろう。 RC2開始後しばらくは、“fooさん”の『桃太郎』をBGMにリーゼント姿の男性「はまじ」(ロックンロールバンド SHORT LEG SUMMERのボーカル、東野ハマジ)が、削除されたことを伝える文字をリーゼントで受け流す、という映像が流されていたが、12月に入って『きよしこの夜』をBGMにしたクリスマス専用動画で以前の形式に戻った。